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 横断歩道を渡っていた男性をはねたとして、警視庁は6日、ごみ収集車を運転していた運送会社員の藤崎聖史容疑者(29)=東京都世田谷区給田3丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。男性は死亡し、同致死容疑で調べる。藤崎容疑者は「考え事をしていて前をよく見ていなかった」と容疑を認めているという。

 荏原署によると、藤崎容疑者は6日午後1時20分ごろ、東京都品川区豊町2丁目の区道で、近くに住む無職の新井勇さん(84)をはねた疑いがある。新井さんは頭を強く打ち、搬送先の病院で約3時間後に死亡した。現場の横断歩道に信号機はなかった。

 藤崎容疑者が所属する運送会社「栄和清運」は、品川区からごみ収集の委託を受けている。藤崎容疑者は収集を終え、杉並区の事務所に帰る途中だったという。

 品川区清掃事務所の工藤俊一所長は朝日新聞の取材に対し、「被害者の方にはお悔やみ申し上げます。今後の契約については様々な角度から検討していかなければならないと考えています」と話した。