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 中国外務省の耿爽副報道局長は6日の定例会見で、トランプ米大統領が呼びかけた米中ロによる3カ国の新たな核軍縮協定について「どの国が中国の軍縮を語ることも反対する。中国はいかなる3カ国間の核軍縮協議にも参加するつもりはない」と明言した。

 耿氏は中国の核戦力について「国家安全保障上、必要とする最低水準を維持しており、米国やロシアとは桁違いだ。状況は全く異なる」と発言。さらに、「最大の核兵器保有国が核軍縮への責任を有しており、検証可能かつ不可逆的な方法で大幅な削減を進めるべきだと考える」と述べ、逆に米ロを牽制(けんせい)した。

 トランプ氏は3日のロシアのプーチン大統領との電話会談で、中国を含む新たな核軍縮協定を提案。「中国は貿易交渉より(核軍縮に)積極的だ。近くロシアと議論を始め、中国は後で加わる」などと語っていた。(北京=冨名腰隆)