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 4月21日の長野県松川町長選で現職らを破って初当選し、県内最年少の現役首長となった宮下智博町長(39)が7日、町役場に初登庁した。職員に出迎えられて花束を受け取り、詰めかけた住民からは「がんばれよ」の声も飛んだ。

 就任式に臨んだ宮下町長は、職員への訓示で「私には選挙前から夢見ていたことがある」と語り、「松川町役場を日本一の職場にしたい。そのためにまずは町内一の職場に。町のエンジンとなってほしい」と呼びかけた。その後に開いた記者会見では、「どんなに町をどうこうしようとしてもエンジンとなる役場がうまく回っていなければ。まずはここから。第一歩だと思った」と訓示の意図を説明した。

 今後の抱負を問われると、「選挙で新顔が現職を破るのは、問題があるときだと思う。新しいことをやっていく前に片付けなければいけない問題があると、気を引き締めている」。具体的には、リニア中央新幹線の工事に伴う残土置き場をめぐる問題や、町内の太陽光発電用地の土地評価をめぐり、町側の対応の適否が問われている問題を挙げた。その上で、「説明や謝罪の場には必ず顔を出す。そこからスタート」などと語った。(松下和彦)