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 岐阜大学医学部付属病院に配備されている県のドクターヘリが、福井県の一部地区でも運航されることが決まった。岐阜、福井の両県と同病院が7日、協定を締結し、13日から運用が始まる。県のドクターヘリが県外で運航するのは初めて。

 対象となるエリアは、郡上市などと隣接する福井県大野市和泉地区(人口約500人)。ドクターヘリのない同県からの要望で、昨年度から連携して、訓練などを実施してきた。同地区では、救急車で福井市内に搬送するよりドクターヘリで岐阜県側に搬送する方が時間的に優位だという。搬送にかかる費用は福井県が負担する。

 岐阜県のドクターヘリは1機で、昨年度の出動件数は563件。年間700件ほど出動できる態勢があるため、有効活用が課題となっていた。県はこの協定により、同地区へ年間10件程度の運航を想定している。(松浦祥子)