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 実刑判決を受けて収監されていたロイター通信のミャンマー人記者2人が、大統領恩赦で釈放された。国際社会から「言論弾圧」との批判を浴びるなか、ミャンマー政府が事態の収拾策を探った結果とみられる。だが、2人が逮捕されてから1年半。裁判の過程では警察官が「事件はでっち上げだった」と証言しており、批判は当初からあった。なぜ対応は遅れたのか。

 2人はワローン記者(33)とチョーソーウー記者(28)。7日午前、ヤンゴン郊外のインセイン刑務所から釈放された。待ち受けた人たちに手を振り、ワローン氏は「ニュースルームに行くのが待ち遠しい」と述べて、記者の仕事を続ける意向を示した。

 2人が問われたのは、国家機密法違反罪だった。警官から極秘資料を受け取った行為をめぐって2017年12月に逮捕された。ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャの殺害に国軍がかかわった事件を取材中だった。

 裁判では警察側のおとり捜査だったという証言も出たが、昨年9月に一審で禁錮7年の実刑判決を受けた。高裁、最高裁に上訴したが、先月23日に最高裁で棄却されていた。

 この事件では、逮捕の直後から「当局による言論弾圧だ」との批判が国際社会で上がった。だが、政府を実質的に率いるアウンサンスーチー国家顧問は、一審判決後に「言論の自由の問題ではない。(2記者は)法律を犯したから逮捕された」と発言。政府も「司法には介入しない」として判決を事実上容認した。

 政府の消極的な対応の背景には…

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