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 ふらのまちづくり株式会社(西本伸顕社長)が進める北海道富良野市中心部の活性化事業が注目を集めている。開業以来、盛況が続く商業施設フラノマルシェを土台に、まちなか居住とコミュニティーの再生を目指す取り組みで、にぎわいの拡充に向けて新たなステージに挑もうとしている。

 今月上旬、観光客でにぎわうフラノマルシェ1の屋外広場で、西本社長が「予想より早く満室になった」と目を細めた。視線の先には壁に「NAVEL(ネーブル)」と書かれた7階建ての建物。マルシェ2の2~7階に作られたマンションだ。18戸ある部屋は家賃(管理費など込み)が月額7万6千円~9万6千円と市内ではやや高めだが、3カ月で埋まったという。

 マルシェ2はマンションや隣接する市立保育所とともに、2015年にオープンした。道路を挟んだ高齢者向け住宅と「ふらの消化器・内科クリニック」もほぼ同時期に開業(総事業費約30億円)。空き地や空き店舗が増え、にぎわいを失っていた市中心部の再生を図る「ネーブル(へそ・中心)タウン構想」の中核を担う。「まちなか居住とコミュニティーの再構築に向け、大きな一歩になった」と西本社長は話す。

 構想を支えているのが、10年…

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