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 平成から令和へ。憲政史上初となる天皇退位を新聞各紙はどう報じたのか。新天皇即位と改元を祝う雰囲気が社会に満ちるなか、新聞にも皇室への好意的な記事が目立った。4月30日から3日間の全国紙5紙(東京本社最終版)の論調を読み解いた。

 平成最後の朝刊となる30日、各紙は1面で大きく退位を報道した。

 社説では平成の天皇・皇室を総括し、上皇さまへの好意的な言葉が相次いだ。

 読売は、上皇さまが能動的に務めを果たし象徴として独自のスタイルを築いたとし、被災地への訪問などで「国民を力づけ、社会が安定する結果をもたらした」と述べた。

 毎日は、戦没者の慰霊の旅で「敵味方の区別なく深くこうべを垂れる姿が国内外に強い印象を与えた」。その姿が「時代を超えて国民の心に深く刻まれるに違いない」とした。

 朝日は、「ひざを折り市井の人と同じ目の高さで話すスタイル」を右派勢力は批判したが多くの国民は歓迎した、としつつ「陛下が語った象徴像が唯一の答えではない」。平成時代に広がった天皇の活動について「最終的にその当否を判断するのは主権者である国民だ」と指摘した。

 産経は熊坂隆光会長による「論稿」を掲載。「陛下、ありがとうございました」との見出しで、「求道者にも似た陛下を天皇に戴(いただ)いた幸せを、語り継いでいきたい」「いくら賛仰してもしきれないほどの徳を積まれてきた君主であられた」とした。

 日経の30日の社説は、政治や経済を中心とした平成時代の総括が主題だった。

 1日の全国紙5紙の朝刊1面は…

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