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シンギュラリティーにっぽん

 少子高齢化とともに、日本の人手不足は進んでいく。老いる社会の「特異点」に向かう日本で、人工知能(AI)とロボットは、「救世主」になれるのか。(編集委員・堀篭俊材

人手減らすためのロボットに人手

 名物の「コンシェルジュ」は、わずか半年でクビになった。

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスの隣にある「変なホテル」。フロントでは恐竜や女性のロボットが出迎えてくれる。2015年にオープンし、「ロボットが初めて従業員として働いたホテル」とギネス世界記録に認定された。そのロボットホテルで、「リストラ」の嵐が吹いている。

 「僕の名前はNAO(ナオ)だよ。よろしくね」。客の質問に応じたヒト型ロボットのNAOにはAIが搭載されていた。「チェックアウトはいつ?」「朝食の時間は?」などの質問を受けながら学習し、人との会話が上手になるはずだった。

 しかし実際には、想定外のたく…

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