米国務長官、イラク電撃訪問 イランによる「脅威」協議
ワシントン=渡辺丘
ポンペオ米国務長官は7日、事前の予告なしにイラクの首都バグダッドを訪問した。イラクのアブドルマハディ首相らと会談し、隣国イランによる「増大する脅威」を伝え、対応を協議したことを明らかにした。イランを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
欧州を歴訪していたポンペオ氏は7日、ドイツを訪問予定だったが、「緊急の用件」のために急きょ中止した。イラク首相らとの会談後、「イラク国内の米国人を保護する重要性を話し合った」と語った。
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