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 地球のてっぺんで「異変」が起きている。主役はコンパスが指す北極、「北磁極」。移動速度が速くなって地磁気の専門家を悩ませている。多くのスマートフォンには地磁気センサーが入っているが、私たちも悩む必要はあるのだろうか。

 地球は巨大な磁石であり、磁場の向きは方位磁針でわかる。針が示す「北」である北磁極は北極点とは位置が違い、常に移動している。

 加速したのは20世紀後半からだ。それまで年に10キロほどだったペースが、2000年ごろには約50キロになった。北磁極はもともとカナダ北部に位置していたが、18年にはついに日付変更線を越えてロシア側の東半球に入り込んだ。

 地球物理学者らの国際団体は、地磁気を表現する計算モデル(世界地図のようなもの)を5年おきに公表してきており、次は20年に公表する予定だったが、北磁極の動きなど地磁気の急速な変化を受けて作業を1年早め、今年2月に公表した。

 地磁気のほとんどは主に地球の核を流れる電流によって発生・維持されているが、何か異変が起きているのか。京都大の田口聡教授は「速く動いている理由はよくわかっていない」と話す。また、東京工業大の松島政貴助教は、「現在の地磁気は過去500万年の平均的な強度の2倍程度あり、消失や逆転につながるとは言えない」とも語る。

 ひと安心ではあるが、スマホではアプリの更新が必要になるかもしれない。

 多くのスマホには地磁気センサ…

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