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 福岡県香春町の主婦安永良子さん(75)が朝日新聞「ひととき」欄など新聞や雑誌、ラジオ、テレビの投稿コーナーで採用された約40編を冊子にまとめた。約40年にわたってしたためた投稿は、何げない暮らしのひとコマに家族への愛情をちりばめ、四季の移ろいや世相を映し込んでいる。

 初投稿は島根県の隠岐の島で暮らしていた30代後半のころ。地元紙の山陰中央新報に載った。「五色のテープに埋もれた船で隠岐の春は始まる。この地に住んで十四回目の春だ――」と書き出した文章は、8歳の息子が、島を離れる親友との別れ際に言葉にできなかった思いを代弁し、「ぼくのようななかよしが、松江でも早くできるといいね」とつづっている。

 「初めて経験する別れの寂しさで、言い出せなかった息子の気持ちが、新聞を介してお友達に届けば」と考えたのが投稿を思い立ったきっかけだ。以来、折に触れて投稿するようになり、朝日新聞のほか、雑誌「暮しの手帖」の「私の読んだ本」欄、NHKのラジオ番組「くらしのカレンダー」、NHKテレビなどで採り上げられた。

 題材は「家族とのやりとりだっ…

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