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 編み機大手の島精機製作所は、衣料品の生産拠点があるバングラデシュの政情不安で設備投資が停滞した影響で、業績が大きく落ち込んだ。同社が8日発表した2019年3月期決算は売上高が前年比28・5%減の513億円、純利益が同66・0%減の38億円だった。

 バングラデシュでは昨年12月に総選挙があり、情勢不安から衣料品メーカーの投資が手控えられ、ニット製品を編む主力の横編み機の販売が落ち込んだ。世界経済の減速不安のあおりで東南アジア地域でも衣料関連の設備投資が低迷したほか、中国企業との価格競争が激しくなった影響も受けた。

 20年3月期の業績予想は純利益が同14・0%減の33億円の見通し。会見した島三博社長は「米中貿易摩擦で視界不良のなか、今後も設備投資は手控えられるだろう」と述べた。(福山亜希)

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