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 ボウリングなど、若者に人気のレジャー施設を手がけるラウンドワンが、無料キャンペーンなどで小中学生の誘客に力を入れている。10年後の「ボウリングブーム再燃」を狙った、先行投資の戦略だ。

 ラウンドワンは2016年秋から、ボウリングとカラオケで大人1人につき小学生1人を無料にするキャンペーンを始めた。杉野公彦社長によると、小学生の来場者数はキャンペーン前と比べて「倍近くに増えている」という。その後、無料の対象を中学生にも拡大した。

 同社の最大のターゲットは、30歳以下の若者だ。ただ、1年間に1回以上ボウリングをする大学生は、20~30年前の約7割から半減し、現在は35%ほどだという。10年間でボウリングの売上高は約15%減っており、国内での成長には、より若い世代への「種まき」が重要だとみている。

 8日発表した19年3月期決算では、売上高は前年比5・6%増の1013億円、純利益は同14・9%減の71億円だった。国外での店舗増で売り上げは伸びたが、出店費用などがかさんだ。(金本有加)