「地面師」事件 なりすまし役ら、起訴内容認める

有料記事

阿部峻介
[PR]

 土地の所有者になりすました「地面師」グループが2017年に積水ハウスから約55億円の売却代金をだまし取ったとされる事件で、詐欺罪などに問われた秋葉紘子(こうこ、75)、羽毛田(はけた)正美(64)、常世田(とこよだ)吉弘(67)の3被告の初公判が8日、東京地裁であった。羽毛田、常世田の両被告は起訴内容を認め、秋葉被告は事件に関与したことは認めつつ「金のやり取りは知らなかった」と述べた。

 この事件では計10人が起訴されており、公判が開かれるのは初めて。

 検察側は冒頭陳述で、東京都

この記事は有料記事です。残り345文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません