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 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)などの罪で起訴=が、保釈条件で定められた住居の変更を求め、東京地裁が許可したことがわかった。許可決定は8日付。関係者によると、東京都内のマンションから、都内の一戸建ての住宅に変更されたという。

 前会長は3月、住居を都内のマンションに制限することなどを条件にいったん保釈された。4月に日産の資金を私的に流用した容疑で再逮捕され、追起訴後の同月25日に再び保釈されたが、住居の条件は変わらなかった。前会長は手狭で不便だと訴えていたという。

 一方、再保釈の条件には前会長と妻キャロルさんとの接触の制限も含まれており、弁護側は9日、これを不服として準抗告したが、地裁は同日、棄却した。接触制限について、東京地検の久木元(くきもと)伸・次席検事は同日の定例会見で「罪証隠滅を防ぐのに十分とは思わないが、そのくらいは最低限必要だ」と述べた。