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 JR北海道は10日、10月の消費増税に合わせ、平均15・7%の運賃値上げを国土交通省に申請した。認可されれば、初乗り運賃は現在の170円から200円となる。2014年の消費増税の転嫁分を除くと、運賃値上げは1996年以来23年ぶり。経営再建策の一環だが、利用者離れにつながる懸念もある。

 高速バスとの競合が激しいことを踏まえ、特急料金は据え置くほか、快速エアポート(札幌―新千歳空港)の運賃も1070円から1150円と値上げ率を7・4%に抑える。鉄道運輸収入全体では値上げ率は11・1%で、87年の国鉄民営化以降、JR各社で過去最大の値上げ幅。消費増税分の転嫁を除けば、2度の値上げに踏み切るのはJR各社では北海道が初めて。

 JR北は今回の値上げ申請で、距離に応じて細かく運賃を決める「対キロ区間制運賃」と呼ばれる制度を導入し、100キロまでの近距離の運賃ほど値上げ幅を大きくする。「1~3キロ」の初乗り運賃は現在の170円から200円、「4~6キロ」は210円から250円になる。最も値上げ率が高いのは「7~10キロ」で、運賃は220円から290円と値上げ率は31・8%にのぼる。多くの通勤・通学客をかかえる札幌圏で、より多くの負担を利用者に求める内容といえる。

 JR北の綿貫泰之常務は「グル…

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