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 東南アジアの人たちに対する先入観の一つとして、「時間にルーズ」という指摘をよく耳にする。確かに、フィリピンの取材では、イベントの開始予定が数時間遅れになることは珍しくない。

 現地ではあくせくしなくていいなあと思うことも多いが、早朝のマニラの道路に出ると印象は一変する。あたりが暗い朝4時から、バスや乗り合いタクシー・ジープニーなどの公共交通機関を待つ人が列をなす。日中は渋滞がひどく、目的地への到着時間が予測できないためだ。運がよいと約束の時間に間に合い、不運なら遅刻というわけにもいかず、人々はとても早起きだ。

 このため、マニラでは渋滞をすり抜けやすいバイクが人気を呼んでいる。海外からの電話に24時間対応する職場で働く女性は、ホンダの販売店でバイクを買い、「これで午前3時に起きなくて済む」と笑った。国民の時間と体力の損失を抑えようと、政府は地下鉄などの建設を急ぐ。

 ひるがえって日本では、電車や…

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