標本持ち出し拘束、九大職員に禁錮2年判決 エクアドル
南米エクアドルから昆虫などの標本を持ち出そうとして拘束された九州大学の20代の男性職員について、現地の裁判所は9日、禁錮2年と罰金約40万円の支払いを命じる判決を言い渡した。九大が発表した。
九大の説明によると、男性は北海道演習林(北海道足寄町)の技術職員。休暇中の3月12日、首都キトの空港でクモや昆虫などの標本248体を無許可で国外に持ち出そうとしたとして拘束された。翌日釈放され、現在は現地の知人宅で暮らす。昆虫採集が趣味で「許可は現地ガイドに任せていた」と話しているという。
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