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 昭和のフィルムカメラが色鮮やかなボディーに生まれ変わり、「インスタグラムで映える」と、若者の人気を集めている。手がけるのは、名古屋市緑区の山盛(やまもり)公夫さん(60)。若者がフィルムカメラに目を向けてくれることがうれしいという。

 山盛さんは、デザイン系専門学校で非常勤講師を務めるかたわら、年間約300台のカメラをリメイクしている。側面の手持ち部分の黒革を、青や茶色などの帆布やスエードに張り替えており、SNSで「カラフル!」「一目惚れ…!!!」などと話題になっている。

 広告デザイン事務所に勤めていた30代の時、父が愛用していたフィルムカメラのシャッターが壊れた。それを修理したのが、カメラをリメイクするようになったきっかけだった。

 「どうせならデザイン性のある今風のカメラにしたい」。10年ほど前、試行錯誤の末に行き着いたのが、カラフルなカメラだ。「質感もよく、色映えがして温かみもある」と山盛さん。現在は週1回の専門学校での授業以外の時間の多くをリメイクにあてている。

 インターネットで2万円前後で販売するほか、東京・代官山のカメラ専門店で展示販売したこともある。山盛さんは「撮った写真をメールやインスタで送ってくれるお客さんもいて、大変励みになりますね」と笑う。山盛さんのカメラはホームページ「ごん色カメラ」(https://goniro.base.ec別ウインドウで開きます)やインスタグラム(goniro_camera)で見ることができる。(里見稔)