広島、「ピンクのコイ」に 着用ユニに母へ感謝の言葉も

藤田絢子
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 「赤いコイ」ことプロ野球広島が12日、マツダスタジアムであったDeNA戦で「ピンクのコイ」に変身した。

 試合では、緒方監督をはじめコーチや選手全員が、普段は赤色の胸元の「Carp」ロゴや背番号をピンク色にしたユニホームを着用。球団は乳がんの早期発見、早期治療を進めるピンクリボン活動を支援するため、母の日の一戦を「かあさんありがとう~ピンクリボンデイ」として実施。ユニホームとともに、ベースもピンク色に変えて試合を行った。

 試合後、選手の着用したユニホームは、そのままメッセージカードに早変わり。それぞれが自分の母親宛てに感謝の言葉を書いてプレゼントする。

 報道陣の前で、母への思いをしたためた大瀬良と野村は「かわいい色のユニホーム」とにっこり。野村は「小さい頃から心配や迷惑をかけてきた。けがなく1年しっかり戦う姿を見てもらいたい」。大瀬良は「普段は恥ずかしくて感謝の気持ちを伝えられていないので、いい機会をいただいた」。最後は2人でファンに向けて、乳がん検診を呼びかけた。(藤田絢子)

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