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 西武の山川が12日、日本ハム戦(札幌ドーム)で、日本選手最速で100号本塁打を達成した。

 三回、バーベイトの真ん中の147キロの直球を豪快にスイング。ボールは両翼100メートルの札幌ドームの左翼最上段まで運んだ。5日の楽天戦で打って以来、6試合ぶりの一発だった。「母の日に打ててよかったです。今後も勝ちにつながるホームランを打ちます」とコメントした。

 176センチ、108キロの山川は富士大から2013年秋のドラフト2位で入団し、今年で6年目だ。出場は14年が14試合で2本塁打、15年が1試合で0本と入団直後から活躍した選手ではない。16年に49試合で14本塁打を放つと、17年には78試合で23本と持ち前のパワーを発揮し始める。昨年は143試合で47本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得した。

 西武の赤田打撃コーチは「あのパワーは身につけようと思ってもなかなか難しいと思う」と言った。外国人選手を含めた100本塁打のペース10傑には日本人で唯一ランクイン。ウッズ(中日)と同じペースで、バレンティン(ヤクルト)やペタジーニ(ヤクルト)よりも早い。外国人クラスの長打力と言える。

 また、全打席で本塁打を狙い、チームもこれを容認していることは外国人選手と同じ起用法と言える。赤田コーチは、山川については本塁打狙いの利点があるという。「ヒットを打ちにいくと打撃が小さくなって、前に突っ込みやすくなる。だから意外とヒットが出ない。本塁打を狙ってしっかりとテイクバックしてから振り抜くことで、強く、安打性の打球が出やすくなる」と説明する。(坂名信行)

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日本選手の100本塁打達成ペース

①山川穂高(西武)321試合

②秋山幸二(西武)351試合

③別当薫(毎日)374試合

④清原和博(西武)423試合

⑤田淵幸一(阪神)424試合

⑥中西太(西鉄)438試合

⑦長池徳二(阪急)444試合

⑧落合博満(ロッテ)450試合

⑨原辰徳(巨人)453試合

⑩石井浩郎(近鉄)463試合