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 新潟市で開催されていた主要20カ国・地域(G20)農相会合が12日、閉幕した。欧州や東アジアで感染が拡大する「アフリカ豚コレラ」に各国が団結して対処することで一致。世界で続く人口増を支えるため、「農業の技術革新を奨励することが重要」などとする農相宣言を採択した。

 アフリカ豚コレラは、岐阜、愛知両県で感染が拡大している豚コレラとは別の病気で、日本では感染していない。ワクチンや治療法がなく、感染すれば致死率が極めて高い。感染地域からの豚やイノシシの肉の持ち出しを防ぐ対策で協力を深めていく見通しだ。

 会合にあわせ、吉川貴盛農林水産相は、韓国の李介昊(イゲホ)農林畜産食品部長官と会談。世界貿易機関(WTO)が4月に事実上容認した韓国による東京電力福島第一原発事故の被災地などからの水産物を全面禁輸する規制について、撤廃するよう要請した。