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 緊張を増す米中通商協議をめぐり、カドロー米国家経済会議議長は12日、トランプ大統領と習近平(シーチンピン)国家主席の米中首脳が6月末に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)サミットで会談する可能性について、「恐らくかなり高い」と米FOXニュースで述べた。

 カドロー氏は、米中協議の責任者であるライトハイザー通商代表に比べると、関税による圧力に慎重な穏健派。米中両国の歩み寄りに期待感を示した形だ。今後の協議については、「中国がライトハイザー氏を北京に招いた。具体的な日程はまだはっきりとは決まっていない」とも述べた。中国の劉鶴(リウホー)副首相も10日、次回協議を北京で開くとの見通しを示していた。

 米政権は10日、中国への追加関税「第3弾」の引き上げに踏み切り、13日には追加関税の未発動分すべてを対象とする「第4弾」の発動案の詳細を発表する。(ワシントン=青山直篤)