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 福井県敦賀市教育委員会が、市内の小中学校の教員向けのワークブックを作った。書き込み式になっていて、子どもや保護者との接し方や、いじめへの対応、同僚との連携などを振り返り、よりよい手立てを考えてもらうのが狙いだ。

 ワークブックはA4判で28ページ。「先生の役割とは」「一人一人の特性に寄り添うために」「個と個をつなぐ集団づくり」など14のテーマがある。自分の指導法などを振り返り、子どもと信頼関係を築くためのコミュニケーションや、子どもからのSOSを見過ごさないためにできること、同僚の教員を孤立させないためにできることなどを考えて記入する欄がある。

 教員経験がある市教委の職員らが福井大学大学院の教員の助言を受けながら、約1年かけてまとめた。4月に教職員495人に配った。市教委学校教育課の山口芳弘課長は「教員一人一人が自分の指導法や子どもとの向きあい方を見つめ直し、課題の解決のために、みんなで話し合うきっかけになれば」と話している。(八百板一平)