図書館の蔵書100冊超、山の中で発見 京都・宇治

小山琢
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 京都府宇治市の山中で、同府内や滋賀県の図書館の蔵書100冊以上が廃棄されているのが見つかった。盗まれた可能性もあり、同市は府警と相談して詳しく調べる。

 宇治市によると、同市白川の道路わきの山中に、図書館のシールやスタンプのある本がまとめて捨てられていた。見つけた人が11日、同市図書館に連絡した。職員が現場で確認したところ、宇治市図書館のほか、京都市や京都府の京田辺市城陽市精華町、滋賀県の図書館の蔵書が確認できたという。

 宇治市教育委員会の担当者は「持ち帰られた本の可能性がある。詳しく調べたい」としている。(小山琢)

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