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 薬草の原料になるシャクヤクの花を摘んで持ち帰れます――。奈良県下市町の「シャクヤクガーデン」が人気だ。今週末には満開を迎えるといい、今月いっぱい楽しめそうだ。

 盛んだった薬草栽培を復活し、観光誘客につなげようと同町の建設機械リース会社「大紀」の農園部が2年前、山あいの栃原、平原(へいばら)両地区に園を開設。2カ所で計2ヘクタール、4万株を栽培している。

 今季は4月下旬に開園したが、冷え込みで開花が遅れ、大型連休中はつぼみのまま摘まれ、ほとんど花が観賞できない状態だったそうだ。ここへ来て初夏なみの陽気に、白、紫、ピンクなどの花が続々と咲き始めたという。

 入園料500円で、花やつぼみを20本まで摘んで持ち帰れる。宇陀市から訪れた釜瀧美千子さん(74)は「見事な咲きぶりです。家庭でも切り花でしばらく楽しめそう」と喜んでいた。

 問い合わせは大紀農園部(0747・53・0015)。(福田純也)