ハウス食品、国内でとうふ事業参入 広島の会社に出資
橋本拓樹
ハウス食品グループ本社が国内で、豆腐の製造・販売事業に参入する。これまでは米国で、豆腐や豆腐を加工した商品を製造・販売していた。広島県三原市の豆腐メーカー「やまみ」に出資し、新商品の開発や、販路の拡大を後押しする。
ハウス食品は13日、やまみの発行済み株式の3・5%を取得すると発表した。やまみはこれまで近畿や中国地方で商品を販売してきたが、関東への進出も準備しているという。
ハウス食品は1983年、米国で豆腐事業に参入。健康的な食生活をめざす人たちに受け入れられ、現在は関連事業の売上高が約100億円になっているという。
米国の二つの工場で製造しているような豆腐を加工した商品を、やまみでも製造する。浦上博史社長は、国内での事業規模について、中長期的に500億~1千億円を目指す考えを明らかにした。(橋本拓樹)
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