【動画】モズのオスの求愛歌 「はやにえ」食べて上手に=大阪市立大学の西田有佑特任講師提供
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 モズがバッタなどの獲物を木の枝先などに突き刺す「はやにえ」は、オスがメスを口説くための栄養源だった――。大阪市立大の西田有佑特任講師(行動生態学)らが、こんな研究結果をまとめた。繁殖期前にはやにえを多く食べたオスほど魅力的に歌え、メスから好かれやすくなるという。動物行動学の国際専門誌に論文を発表した。

 はやにえは獲物が少なくなる冬に向けた保存食と考えられてきた。実際に調べると、モズは繁殖期の前の1月までに、ほとんどのはやにえを食べきってしまうとわかった。

 西田さんらは野外でオス14羽を観察し、食べたはやにえの量と1秒間に発する声の数との関係を調べた。その結果、はやにえを多く食べたオスほどさえずりの速度が上がり、「早口」になっていた。栄養状態が良くなったとみられる。

 早口のオスほどメスに好まれる…

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