ドリス・デイさん(米国の歌手、俳優)本人の動物保護財団によると、13日、肺炎のためカリフォルニア州カーメルバレーの自宅で死去、97歳。

 22年、オハイオ州シンシナティ生まれ。15歳から歌い始め、45年に「センチメンタル・ジャーニー」が大ヒットした。女優としても活動し、56年の「知りすぎていた男」(アルフレッド・ヒチコック監督)で歌った「ケ・セラ・セラ」もヒットし、代表作になった。

 デイさんは、04年に米国の民間人の最高勲章である大統領自由勲章を授与されたほか、08年にはグラミー賞の生涯貢献賞を贈られた。ただ、39の映画に出演して多くのヒット作を残し、「ケ・セラ・セラ」の作詞者と作曲者にはアカデミー賞歌曲賞が贈られたが、本人はアカデミー賞を受賞したことはなかった。同財団は声明で、「アカデミーが彼女の才能を見過ごしたことを、多くの映画批評家やファンたちが非難した」と言及した。(サンフランシスコ)