ハニワ課長「ドキドキ待ってた」 世界遺産に地元歓喜
長谷川健 加戸靖史
百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産への登録が勧告されたことを受け、地元の大阪府堺市は14日、大山古墳(伝仁徳天皇陵)近くの大仙公園で記念イベントを開いた。市民ら約150人が横断幕を掲げ、バンザイを繰り返した。
世界遺産登録をめざす「堺市民の会」会長を務める前田寛司・堺商工会議所会頭は「私たちが守ってきたものを未来に受け継いでいく。世界遺産登録は終わりではなく、始まりだ」と力を込めた。市の勝真雅之・世界文化遺産推進室長は「7月の登録に向け、気を引き締めてやっていきたい」と語った。
堺市の公式キャラクター、ハニワ課長は「土器だけにドキドキして待っていた」とコメントした。
観光案内や清掃活動に携わってきた市民らからも喜びの声が上がった。
9年ほど前から大山古墳の周…
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