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 名古屋市港区の不動産会社の車庫で男性の遺体が見つかった事件で、愛知県警は14日、遺体は行方不明になっていた同市昭和区の会社役員、国本力義(いさぎ)さん(54)だったと発表した。また、国本さんの死体を遺棄した疑いで逮捕された不動産会社社長、平山智章容疑者(41)=同区港栄2丁目=が「金に困っていた」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者や知人らによると、平山容疑者と国本さんは、昨年春に不動産投資の取引を通じて知り合ったという。平山容疑者には銀行からの借り入れや、国本さんらとの貸借があり、県警の調べに「金に困っていた」などと説明。県警は国本さんとの間で金銭を巡るトラブルがあったとみている。

 国本さんは4月上旬から行方不明になっていた。県警の調べに対し、平山容疑者は、国本さんが行方不明になる直前に名古屋市内で会い、死亡にも関与したなどと説明していた。

 県警は5月12日、国本さん名義のクレジットカードを不正使用した疑いで平山容疑者の会社事務所を家宅捜索し、車庫で国本さんの遺体を発見。捜査関係者によると、遺体はシートに覆われ、頭部に骨折や傷が複数あったという。