[PR]

 茨城県五霞町の新4号国道沿いに2005年、オープンした。同町は利根川の南の千葉・埼玉県側にあり、「飛び地」になっている。町民は、埼玉県幸手市や加須市との結びつきが深い。

 駅長の山下武彦さん(55)によると、年間で約81万人が訪れ、その6割が埼玉県の利用者だという。15年に、道の駅のすぐそばに圏央道の五霞インターチェンジ(IC)が開設された。茨城県内では17年に全線が開通し、成田空港までつながった。

 便利になった一方、圏央道にトイレが少ないことが喫緊の課題だ。茨城県内で唯一トイレがある江戸崎パーキングエリア(PA、稲敷市)から、次の菖蒲(しょうぶ)PA(埼玉県久喜市)までは、約76キロも離れている。

 そこで国土交通省は昨年から、途中の五霞ICで一時的に降り、道の駅に立ち寄れる社会実験を行っている。ETCのゲートを通って、1時間以内に圏央道に戻れば料金が加算されないシステムだ。

 ただ、従来機種に比べ、渋滞情報や路面状況などをカーナビに提供できる高性能タイプの「ETC2・0」の搭載車であることが条件。同省関東地方整備局によると、社会実験の開始後4カ月間で、平日の平均利用数は1日11台、休日は16台。普及は進んでいないようだ。担当課は「便利さを宣伝して利用者増を図りたい」としている。(若林幹生)

     ◇

 道の駅「ごか」 茨城県五霞町幸主18の1。圏央道五霞ICからすぐ。農産物直売所は午前9時~午後7時(レストラン午前11時~午後6時)。電話0280・84・1000。