[PR]

 5月14日は語呂合わせから「碁石の日」に登録されている。宮崎県日向(ひゅうが)市の黒木碁石店はこの時期に合わせ、史上最年少の囲碁のプロ棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)を応援しようと、名前にあやかったすみれ色と若葉色のカラーはまぐり碁石セット「すみれご」(税込み6990円)を先週末に発売した。

 はまぐり碁石は日向市の特産品。白石と黒石で材料が異なり、白石はハマグリの貝殻をくりぬき成形して作る。黒石の材料は三重県熊野市特産の那智黒石などが使われる。

 天然ものの白石は色や厚みを厳選するため規格外品が多く出る。黒木碁石店は昨年9月、規格外品の再利用を目的に、白碁石を桜色と若葉色に塗った各色42個の「さくらご」を発売した。売り上げが好調で、今回「すみれご」の発売を11日から始めた。

 「すみれご」のセットには軽い布製の「碁盤」がつく。両面に初心者向けの9路盤と6路盤がそれぞれ印刷されている。ペットボトル大の紙筒に碁石と布製碁盤が収まり、手軽に持ち運びできる。

 同社の片田敏一・碁石事業部長は「前からすみれ色で商品化を考えていたが、ちょうど仲邑さんがデビューされて、応援の意味も込めて販売に至った。仲邑さんの活躍に期待している」と話した。(伊藤秀樹)