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 大阪にある「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(伝仁徳天皇陵)が、世界文化遺産に登録される見通しになりました。大阪では初めて世界文化遺産が誕生することになるため、地元の人たちや関係者は喜びに沸いています。登録されれば、日本では23件目になりますが、世界遺産って、他国ではどの程度、重視されているのでしょうか? 世界遺産検定を主催する特定非営利活動法人「世界遺産アカデミー」主任研究員で、跡見学園女子大学非常勤講師の宮澤光さんに話を聞きました。

Q:世界遺産はどれくらいありますか。

A:世界遺産には文化遺産と、自然遺産の2種類があります。これまで、167カ国の1092件が登録されており、毎年に20件くらいのペースで増えています。日本はこれまで文化遺産と自然遺産で22件が登録され、数の上では12位です。

Q:どんな国が多いのでしょうか。

A:最多はイタリアで、フィレンツェやベネチアなど54件あります。2位は中国で、万里の長城やチベットのラサにあるポタラ宮歴史地区などで53件。3位のスペインは、バルセロナにあるサグラダ・ファミリア教会といった建築家アントニオ・ガウディの作品群など47件が登録されています。4位には、ベルサイユ宮殿などが登録されたフランスと、ケルン大聖堂などがあるドイツで、いずれも44件です。以下、6位にはインド(37件)、7位がメキシコ(35件)、8位はイギリス(31件)、9位はロシア(28件)、10位がイランとアメリカ(いずれも23件)となっています。

Q:順位をみると、国力と関係が…

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