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 1985年、群馬県上野村の御巣鷹の尾根に日本航空のジャンボ機が墜落し、520人が犠牲になった事故の記憶を若い世代に引き継ごうと、同県の藤岡青年会議所(JC)のメンバーや地元大学生が東京・羽田空港近くの日航安全啓発センターを見学した。息子の健君(当時9)を亡くした美谷島邦子さん(72)の講演に耳を傾け、経験を伝えるためにできることを考えた。

 藤岡JCに所属する若手社会人や、藤岡市にもキャンパスがある群馬医療福祉大(前橋市)の学生計43人が11日に訪れた。

 美谷島さんは、事故前後の出来事や遺族で作る「8・12連絡会」の歩みを語った。「忘れられることが災害の始まり。忘れられる方がつらい」として、日航に現場で回収された機体や遺品を展示する「安全啓発センター」設立の要望を続けたことを振り返った。

 参加者はセンター内で、修理ミ…

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