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 韓国のソウル中央地裁は14日、人気アイドルグループ「BIGBANG(ビッグバン)」の元メンバーV.I(本名・イ・スンヒョン)さん(28)の出頭を求め、逮捕状執行の適否について審査した。証拠隠滅の恐れがないなどとして、逮捕を認めない決定をした。

 逮捕状に記載された容疑は、売春あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反や横領など。V.Iさんは実業家としても知られ、警察によると2015年、日本人投資家らが韓国を訪れた際、違法な性接待をあっせんした疑いなどがもたれている。また役員を務めていたソウルの高級クラブ「バーニングサン」の資金を横領した疑いもあるという。

 韓国社会の富裕層らが客になっていた「バーニングサン」をめぐっては今年になって性接待や薬物流用、警察幹部との癒着の疑惑などが相次いで発覚。社会を揺さぶるスキャンダルとなり、文在寅(ムンジェイン)大統領も徹底的な捜査を指示していた。

 検察は逮捕状の棄却理由を検討し、さらに逮捕状執行を請求するとみられる。(ソウル=武田肇)