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 乗用車を運転中に起こした接触事故を申告せず、弟を身代わりで警察に出頭させたとして、兵庫県警は17日、谷口俊介・同県議(41)=自民、神戸市西区選挙区=を、道路交通法違反(当て逃げなど)と犯人隠避教唆の疑いで神戸地検に書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、谷口県議は3選を目指して統一地方選の県議選に立候補中の4月2日午前、神戸市内のスーパーの駐車場で、運転していた乗用車を入り口ゲートのバーに接触させて破損させたがそのまま現場を離れ、後日、身代わりとして弟に警察署への出頭を依頼した疑いがある。県警は、弟についても犯人隠避容疑で書類送検した。

 谷口県議は問題発覚後の今月14日、代理人弁護士を通じ、「事故を起こしたこと、事故報告に弟が出頭したことに間違いありません」「詳細は捜査終了後にご説明させて頂きたい」とする文書を公表。現場のスーパーの関係者によると、谷口県議は4月下旬に店を訪れて謝罪し、修理費負担に応じる姿勢を見せたという。

 谷口県議は5人が立候補した4月7日の県議選神戸市西区選挙区(定数3)でトップ当選した。(笹山大志、森下友貴)