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 中央アルプスでは絶滅したとされる国の特別天然記念物ライチョウ。その「復活作戦」がまもなく始動する。北アルプスから移動してきたとみられるメス1羽の中央アルプスでの生存が、環境省の調査で今月確認され、個体群復活への前提が整ったためだ。今後はこのメスに北アルプスの乗鞍岳(3026メートル)から持ってきた卵を抱かせて孵化(ふか)に導き、復活への第一歩とする。

 今月8日、国際的なライチョウ研究者の中村浩志・信州大名誉教授と環境省職員ら4人が、中央アルプスの木曽駒ケ岳(2956メートル)周辺でメス1羽の生存確認調査をした。その結果、前日に残したとみられる足跡のほか、ねぐらとみられる雪穴やふん、高山植物をついばんだ跡などを見つけた。姿は見つけられなかったが、調査団はメスが生存していると判断した。

 計画では、6月上旬までにこのメスの巣を見つける。併せて乗鞍岳で野生のライチョウの巣を探し、最大6卵を採取する。一つの巣からは1卵までにするのが目標という。中央アルプスにはメスしかいないため、産むのは無精卵。そこで、乗鞍岳から持ってきた有精卵と、巣の無精卵を入れ替える。有精卵を中央アルプスのメスが抱いて孵化すれば、ヒナがこのメスから独立する10月まで、追跡調査をする。

 将来的には個体群としての復活…

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