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 菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、新元号「令和」を発表した際に自らが掲げた墨書について、「なるべく短い保存期間で国立公文書館に移管し、国民の皆さんにご覧いただく方向で検討していると聞いている」と述べた。早ければ再来年の春にも国立公文書館で公開される。

 公文書管理法などの規定では、歴史的な公文書は最短1年から最長30年の保存期間を経て、国立公文書館に移管する。「令和」の墨書をめぐっては、全国から公開や貸し出しを求める声が多数寄せられており、政府は保存期間の起算日となる来年4月1日から最短の1年間、内閣府で保管し、翌2021年4月に国立公文書館に移して公開する方針だ。

 また、菅氏は近く墨書のレプリカを作製する考えも表明。国立公文書館などで展示を検討するという。(安倍龍太郎)