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 隣接する静岡県御殿場市と神奈川県箱根町の間で、観光の連携を強める動きが広がっている。JR御殿場駅の箱根乙女口に3月、バスを利用しやすい新広場が完成。「御殿場プレミアム・アウトレット」では温泉とホテルの新設や店舗の増設が予定され、箱根からの来客に期待する。市観光交流課と観光協会は観光客を市内へ導く企画を立案中だ。

 箱根連山や富士山を望むアウトレットは10連休後の平日もにぎわい、外国人の買い物客が目立つ。今月10日、ロシアのウラジオストクから来たロマン・ポポフさん(52)と妻はスイス製高級靴を買い、婦人服やバッグの店も歩いて回った。

 アウトレットの敷地に今年12月15日、小田急電鉄と小田急リゾーツが日帰り温泉「木(こ)の花の湯」と「ホテル クラッド」(182室)をオープンする。ポポフさんは「次にここに来る時は、温泉にも入るかもしれないよ」と話した。

 木の花の湯は古民家風の建物とし、施設面積は約3千平方メートル。弱アルカリ性の自家源泉で、露天風呂は男女とも富士山を展望できる。「貸切個室風呂」を19室設け、家族連れやグループに憩いの場を提供する。クラッドの宿泊客は木の花の湯の内湯や露天風呂を無料で利用できる。

 小田急グループの鉄道やロープウェーなどの交通機関を利用できる箱根フリーパスの販売は好調。2004~13年度に50万~70万枚台で推移したが、ここ数年はインバウンドの外国人客が大きく伸び、17、18年度はともに約95万枚で過去最多を更新した。

 外国人客は箱根から富士山方面に向かう人が多く、御殿場は箱根と富士五湖の中継地点。小田急はアウトレットの温泉とホテルを新観光拠点にすることで、箱根の観光圏を広げ、御殿場と新宿を直通するロマンスカー「ふじさん号」の利用客増も見込んでいる。

 三菱地所・サイモンが運営するアウトレットは来春、総面積約1万6千平方メートルの約100店舗を新設。合計で約6万平方メートルに約300店を擁し、買い物客の多様なニーズに応える。

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