高校野球、白スパイクを来年度解禁へ 足元にも猛暑対策

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 高校野球で白いスパイクがはけるようになる――。日本高校野球連盟は15日に理事会を開き、これまで表面が黒の単色のものだけ使用が認められていたスパイクについて、2020年度のシーズンイン(3月20日)から白の単色も使用を認めると発表した。

 高校野球で使用できる道具のルールを定めた「高校野球用具の使用制限」では、これまで公式戦で使えるスパイクについて「表面は黒一色とし、エナメルは使用できない」などと定めていた。しかし、日本高野連では、近年続く猛暑を背景に熱中症対策の一環として検討した結果、黒色より温度が上がりにくいとされる白色のスパイクの使用も可能とすることにした。

 日本高野連の竹中雅彦事務局長は「チーム内で(白と黒が)混在するケースも想定されるので、細かいルールを今後、固めていきたい」と話した。

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