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 岡山県警初の女性副署長として、井原署に3月着任。約70人の署員を束ねる。今や珍しくなくなった女性警察官だが、30年前に県警が採用した13人の「第1期生」の1人として、男性職場の中で道を切り開いてきた。

 倉敷市出身。幼い頃、会社員だった父がバイクで出勤途中に事故に遭い、全身を強く打つ大けがをした。事故の後遺症で視力が極端に悪くなった父の姿を見て、「交通事故をなくしたい」。小学生の頃から警察官を志した。

 島根大で法律を専攻した。警察官の採用試験を受けようと準備していた当時、女性警察官の採用は警視庁や大阪府警などに限られていた。「地元では無理だから」と警視庁を受験したが、試験会場で偶然岡山県警も採用を始めると知った。警視庁からも合格の知らせが届いたが、県警の採用担当から「岡山を選んで欲しい」と何度も電話をもらい、意を決した。

 意気揚々とスタートした警察官…

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