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 甘い香りを放つ鳥取県倉吉市特産のプリンスメロンの査定会が16日、倉吉市越殿町のJA鳥取中央本所であった。3月後半は気温が低く、4月の日照時間も昨年より60時間も短かったため交配作業に影響が出ていたが、平均糖度は17・9度と過去5年で最高値を記録した。

 JA鳥取中央によると、プリンスメロンの栽培は1968年から始まり、栽培面積は70年代は約70ヘクタールあったが、現在は生産者23人で約3ヘクタールに減少した。2002年からは水に溶いた粉ミルクを使ってメロンの抵抗力を高める「ミルク栽培」に取り組み、最近では平均単価が上昇。ふるさと納税の返礼品でも人気の商品だという。

 査定会の冒頭、栗原隆政・組合長は「今年も立派なメロンに仕上がった。高品質のメロンを消費者の皆さんにお届けしたい」とあいさつ。今月下旬に出荷のピークを迎え、7月上旬までに県内と関西へ向けて1万4千ケース(1ケース6~15玉)の出荷、販売額3080万円を見込む。(ライター・田中泰子)