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 毎年夏に岐阜市で開かれてきた学生落語の全国大会「てんしき杯 学生落語王者決定戦」が、今年は中止となることがわかった。同杯実行委員会の男性責任者がつきまとい行為があったとして岐阜県迷惑防止条例違反の罪で4月に岐阜地検に在宅起訴されたことを受け、実行委が13日付の大会ブログで明らかにした。

 大会は2010年から、男性責任者が中心となって開催。岐阜市では毎年冬、学生落語の「策伝大賞」が開かれており、「高校野球のように、夏にも全国大会を」との要望に応えて催されてきた。昨年8月にあった9回大会では全国36大学の学生約120人が参加。今年も8月24、25両日に開催予定だった。

 実行委はブログで「関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、学生の皆様に大変なご心配をおかけした」と謝罪。「今年度の開催を中止させていただくという結論に達した」と報告している。

 関係者によると、協賛企業などからは主催者を代えて開催するよう求める声もあったという。来年度以降に開催するなら支援するとの申し出もあるというが、実行委はブログで「マイナスイメージを引きずったままの開催は、出場する学生にも申し訳がたたない」と説明。来年度以降についても「現段階では白紙」としている。(板倉吉延)