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 大阪府は16日、G20サミットの開催期間を含む6月24~29日、府内の鉄道全駅と関西の主要駅で、全てのコインロッカーとゴミ箱が使えなくなると発表した。

 テロ対策のためで、国と府警が各鉄道事業者に依頼した。23日以前から実施する事業者もあり、一部の駅は30日も使えない。今月23日からポスターなどで周知していくという。

一般道規制も

 大阪府警は16日、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を控え、大阪市内の一般道で交通規制する9エリアを発表した。各国の首脳らが宿泊予定のホテル周辺が主な対象で、期間は開催日前後を含む6月27~30日。阪神高速も同期間に早朝から深夜、市中心部で通行止めになる。府警は混雑を予測し、不急の場合は規制エリアに近づかないよう呼びかける。

 交通規制課によると、規制されるのはJR大阪駅や中之島(北区)、大阪城(中央区)、近鉄大阪上本町駅、南海電鉄難波駅、JR天王寺駅、サミット会場の「インテックス大阪」(住之江区)など9カ所の周辺エリア。

 規制は、首脳らがホテルや会合場所を出入りする前後の時間帯の一時的なもので、一般の車両やバイクなどを通行止めにする。状況によって変化するが、規制時間は数分から1時間程度に及ぶ可能性がある。特にJR大阪駅や大阪城近くは首脳らの往来が頻繁になると予想され、規制の回数は増え、規制時間も延びる見込み。警察官が各エリアで迂回(うかい)路を案内する。

 一方で、歩行者や自転車については原則、規制の対象外。ただ、首脳らを警護する警察の車両が横断歩道を通る際などは一時的に規制対象になる場合もあるという。大阪市の松井一郎市長は16日の記者会見で「期間中のマイカー利用の自粛や電車の利用、業務用車両の運行調整などの協力を改めてお願いします」と呼びかけた。(高木智也)