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 日産自動車は、6月下旬の定時株主総会に諮る新たな経営体制の大枠を固めた。連合を組む筆頭株主の仏ルノーからティエリー・ボロレCEO(最高経営責任者)を取締役に迎える。4月に日産の取締役に就いたジャンドミニク・スナール会長とともに、ルノーの首脳2人が日産の経営陣に入る。西川(さいかわ)広人社長兼CEOが引き続き取締役となり、経営トップを続投することも固まった。

 社外取締役らで構成する「暫定指名・報酬諮問委員会」がまとめた取締役候補の案が15日の臨時取締役会に示された。候補は現在より3人多い11人となる。日産出身の候補者は、西川氏と、16日付でCOO(最高執行責任者)に就いた山内康裕氏ら3人で、ルノー側より1人多い。COOを務めた志賀俊之氏は取締役からも退任する見通しだ。

 社外取締役は3人から6人に増やし、取締役の過半数とする。ガバナンス(企業統治)の不全を立て直すため、外部の目による経営監視を強める。経済産業省出身で日本エネルギー経済研究所理事長の豊田正和氏と、レーサーの井原慶子氏は続投する。取締役会議長の人選は今後詰める。

 ボロレ氏を取締役に迎える背景…

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