[PR]

 奈良県五條市の大塔町自治連合会(18自治会)は17日、五條署阪本駐在所の上田良也巡査部長(60)と同署宇井駐在所の斎藤浩司巡査部長(59)に感謝状を贈った。山深い大塔地域は2011年の紀伊半島大水害を境に人口減が加速。小中学校もなくなり、「駐在さん」2人は防犯や見守りで住民の頼れる存在だ。

 市役所大塔支所(大塔町辻堂)であった贈呈式。自治連合会長の住谷敏郎さん(64)は「住みよい町の発展に貢献していただき、町民を代表して感謝します」と述べ、2人に感謝状を手渡した。

 住谷さんによると、大水害後の地域では、空き家、粗大ごみの投棄も増え、生活環境が悪化。住民による見回りも人手が足りなくなっている。そんななか、駐在所の2人はきめの細かいパトロールで目を光らせる。空き家の見回りで異常がなければ郵便受けに巡回記録のメモを残してくれる。家の所有者が手入れで戻ってくると、安心するそうだ。こうした貢献に対する住民の謝意を形にしたかったという。

 大水害では宇井地区で大規模な…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら