電柱に餃子が…「ギョーザのまち」にリアルな3D広告

津布楽洋一
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 「ギョーザのまち」として知られる宇都宮市の中心街の電柱に、立体的なギョーザの3D広告が登場した。リアルさを求め、実物をスキャナーで読み込み、3Dプリンターで作製した。市によると、3Dの電柱広告は全国でも初めてという。

 3D広告が出ているのは、ギョーザの人気店が集まる「餃子(ギョーザ)通り」。宇都宮餃子会が監修し、皿に盛った焼きギョーザを再現した。幅は約30センチで、ギョーザの部分は5センチ盛り上がっている。

 餃子通りにはすでに、PR用の「飲める餃子」の飲料自販機やギョーザの焼き色舗装などが並ぶが、4月から電柱に現れた3D広告のインパクトは強烈。観光客は「電柱にギョーザが貼り付いている」と驚いていた。まずは6月まで設置し、耐久性や効果を検証する。

 宇都宮市は浜松市との間で毎年、「ギョーザの購入額日本一」を競っている。宇都宮を訪れる観光客の半数以上も、ギョーザを来訪目的にあげているという。(津布楽洋一)

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