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 東京・新宿の歌舞伎町で「駆け込み寺」として、あらゆる相談に無料で応じてきた玄秀盛(げん・ひでもり)さん(62)が看板を下ろそうとしている。病気に加え、自己破産の末の苦渋の決断。17年間にわたって活動をしてきたが、「もう限界」という。

 「駆け込み寺」が誕生したのは2002年5月。貯金と借金計1800万円を資本に14坪の事務所を借り、一人で始めた。

 家庭内暴力の当事者や多重債務者、自殺願望者……。「行政や警察に相談しても解決できなかった」と訪ねてくる人たちと向き合ってきた。12年には「日本駆け込み寺」が公益社団法人となり、多いときはボランティアを含む約40人が相談を担った。

 特に力を入れてきたのは、前科を持つ人の自立再生支援だ。「被害者を減らすには、加害者を生まないことが一番」との思いから仕事をあっせんするようになり、14年には一般社団法人「再チャレンジ支援機構」を立ち上げた。翌年、出所者支援居酒屋「新宿駆け込み餃子(ギョーザ)」を歌舞伎町にオープンし、100人以上の社会復帰につなげた。

 順風満帆ではなかった。

 16年秋、頸椎椎間板(けいつ…

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