市電が脱線、乗客20人けがなし 運転士の運転ミス原因

町田正聡
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 17日午前7時5分ごろ、鹿児島市加治屋町の県道で、市電・谷山発鹿児島駅前行きの路面電車が脱線した。乗客約20人と運転士(24)にけが人はいなかった。市交通局によると、運転士の運転ミスが原因という。

 鹿児島中央署などによると、路面電車は高見馬場停留所を出発直後、右折カーブで脱線した。市交通局の調べでは、右カーブを曲がる際に、運転士が誤って左に曲がるためのボタンを押したとみられるという。

 現場は同市の繁華街「天文館」のすぐそば。事故直後から、後続の10台以上の電車が100メートル前後にわたって立ち往生した。市交通局は代替バスを運行して対応した。出勤時間帯と重なり、付近は一時渋滞が起きた。

 同市電を巡っては、2017年4月、走行中の車両が脱線事故を起こしたほか、16年6月にも車輪止めをはずさずに発車して脱線している。(町田正聡)